成人式振袖着付け

本日は成人式☆彡

成人したお嬢様方のお着付けをお手伝いして参りました。

沢山のお嬢様方にお会いしました。

１着１着の振袖に物語があります

「祖母のです」

「母のです」

「母と祖母が相談して決めました」

「姉と母が決めました」

「自分で選びました」

「レンタルです」

振袖を着るためには着物・帯以外に15点以上もの小物が必要です。

揃えるものの数は洋服の比ではありません。

その数の多さは、一人の人が成人するまでに関わって来た人の多さを連想させます。

一人のお嬢様がここまで成長されるまでに、

沢山の人々の手によって支えられてきた、

その「手」が沢山あったんだよ～と言っているよう

着物は同じものを見つけることが困難なほど一点一点実に個性的。

特に振袖のお着付けは　豪華で　雅で　ユニークで　感動があります。

そして出来上がった晴れ姿は実に圧巻！！

我が子の晴れ姿を見た親御さんは一体どのようなことを感じ

どのようなことを思われるのでしょう。

他人がこれほどまでに感動するのですから

育ててこられた親御さんの感動はひとしおに違いありません。

私は結婚式のお仕事をしていたこともありますが

成人式も同様で 人様の晴れ姿というのは本当に素晴らしく

見ている人に力を

見ている人の心に潤いを

与えます。

晴れの日のお手伝いをさせて頂けて、

今日は誠に感謝な一日でした。

ご成人 誠におめでとうございます！！

成人という名にふさわしい それぞれの道を、

ひたむきに進まれていくこと心より祈念しております

着付け教室・着付け処

月想庵　芥川智子