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プチ所作講座


8月の終わりに友人が主催する

津軽三味線発表会に行って参りました。

行って参ったと申しましても、

「観に」行くというよりは

「お手伝い」です。

今年でお引き受けするのは2回目。

何を引き受けたかと申しますと、

浴衣の着付けと、

プチ所作講座

です。

発表会を主催する会の長であり

指導者である友人(津軽三味線奏者 土生みさおさん)から、発表会当日

所作のレクチャーをしてもらえないか?

というオファーを頂きました。

一瞬驚きました。

確かに浴衣も来ているし

発表会だし、所作を整えるのは

とても必要&有益。

だけど、それを当日のタイムテーブルに

盛り込む前提でいるとは!!って。

発表会当日というのは、

結構時間がタイトなもの。

「もし時間が余ったらレクチャー

してくれるかな?」

ならわかります。けど、

所作レクチャーの為の時間を

どうとるかを最初から考えている

ということは、その重要さを

わかっていないとやらないこと。

その重要性の理解度

驚いたのでした。

発表会とは、人様に見ていただく場。

振る舞いから視線から表情から

全てみられる場。

それを意識するか否かは

人それぞれですが、見ている人に

少しでも心地よさを提供したい、

という気持ちがあるのであれば、

所作を学ぶというのは、

非常に有益です。

30分という限られた時間で

何をお伝えするか、毎回

悩むところですが、少なくとも

挨拶、お辞儀の仕方、ステージへの

出入時の振舞、立ち座りのタイミング

呼吸、などをレクチャーしました。

何をするにも「間」とか「呼吸」

はものすごく大事で、皆さん

これを意識するだけで格段に

見栄えが良くなりました!

そして何より、見ている側(私)が

気持ちがいい!!

ただどんなに良いものでも、

一度のレクチャーで

我がものとするのは、至難の業。

そこで考えました。

そして身につく方法を提案しました。

今回レクチャーしたことを

1年間お稽古の際に繰り返し、

次の発表会までマスターする

という宿題を出したのです。

お稽古の際の毎回のご挨拶に

今回お伝えしたご挨拶をやって

いただく。

繰り返しやっていただく。

週1回のお稽古、仮に間が開いたとしても

毎回やることで必ず身につきます。

そして、それが身についたら

今度は次なるレクチャーへと

ステップアップできます。

それは、生徒さんたちにとって

非常にプラスになりますので、

ぜひぜひ我がものとして頂けるよう

身に付けていただきたく、

来年を楽しみにお待ちしております。

(上の写真は

 右   わたし・・・です)

実はこれ、とても贅沢な、

いえ、贅沢すぎる発表会なのであります。

生徒さん、恵まれてる~~~!!)

こちらは↓お着付けメンバーの皆様

月想庵

芥川智子


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